芋たこなんきん

終わってた。最後に田辺聖子さん本人が秘書の方と一緒にご登場。


本人役はともかく秘書の感じは似ていなくも無い。


どうやら視聴率はよくなかったらしいけど、個人的な感想としては良かった。ドギツイ事件も無く、ちょっと大げさなリアクションの会話だけで通したので、結構身近な感覚で見ていた。その所為で最後の週が、お葬式の場面も含めてリアルに感じたし、ずっと見てきたおっさんが死んだ哀しさがじんわり湧き上がってきた。


ま、本当のことを言うと最後辺りは藤山直美を見ていながら頭の中ではあの田辺聖子御本人の顔を思い浮かべながら“ああ、このほんわかした笑顔のおばさんの身に起こったことなんやな”と思っていたので実話(に基づいてます)効果が大きかった。しかし生まれ変わってもプロポーズ云々というのは前妻の存在を完全に無視しているというか。思いやる余裕が無かったということだろうか。


だってね、あの顔は反則やろ。なんというかこうカバのキャラクターのような、あの笑顔を向けられるとへな〜っと力が抜けるもん。ああ、山田花子がもう少し年齢が高く、もう少し知的な雰囲気を持った(ホントに知的でなくてもいいのに)キャラならぴったりだったのに。