読売ジャイアンツvs阪神タイガース@甲子園

いやぁ、9回の藤川球児は凄かった。木村拓也高橋由伸李承菀、ジョージに投げた球は殆どストレートで、150から153km/h(一回だけ148)。変化球は由伸と李に一球づつ投げたのみ。


殆ど打たれる気がしなかったけど、さすがに李に対しては強気一辺倒とは行けないらしく、四球。実際、そこそこのタイミングでバットに当ててきたのは李だけだった(他は掠るのが精一杯)。


どうも李の場合は球児の投げた球が真ん中のストライクゾーンに磁石の同極のように弾かれる感じで、勢いのあるストレートもぎりぎりのところへそれてるようにも見えた。矢野がそこへ要求したのかもしれないけど、見ている分には、構えたところとは違うところへというか逆球だったので、藤川の意識の中に、ヤバイ相手だという感覚があったんじゃないかと。


今度の対戦では、最後の一球をど真ん中、李の創ったオーラを突き抜けるようなストレートで空振り三振に討ち取るところが見たいなぁ。


しっかしほんと藤川はおお化けしたな。後は太陽がぐいっと出て来てくれればいいんだけど。ま、焦るな。藤川もいるし、もうあかんと思った濱中だっている。こういう実例が目の前にいるんだから皆頑張りましょう。