『アンダーグラウンド』

エンディングのドナウ川から上陸してくる牛の群れに目頭が熱くなる。一コマで歴史を超越した大地の豊饒を表現しちゃうんだもんな。参りました。

センセがここまで褒めるなんて。はぁ。もって無いし、レンタルも置いてないしなぁ。見たこと有るけど。んで音楽にやられたんだった。そんだけ。


そういえばチビのころはよく地下室(実際にはない)に入って遊ぶ夢を見た。その部屋の入り口は裏口を出たところの直ぐ脇にある。それは入り口というか、ちょうど地面から床の高さまではめてある板を外して、よつんばいになってもぐり込む。で、ちょっとした通路が奥へ向かって数メートル延びている。ただし水平ではなくてちょっと下り坂になってる。で、奥にある部屋まで来て振り返ると入り口の光はぼんやりとしか見えない。


で、その部屋はなんだかまるくて床も壁も天井も区別なく、ただ内側に濃いオレンジ色というか臙脂色の毛足の長いふかふかした敷物が張られていた。巨大な繭の中みたいな部屋。んでもって中に入れるのは兄弟やらいとこといった餓鬼だけ。大人は入れない部屋だった。そこで正月に会ったときと同じようなゲームをして遊ぶ夢。居心地よかった。


わりやすいな。