若くして死んだ天才画家の回顧展をめぐる殺人事件。メディアミックスで大々的に宣伝していたイベント屋が殺されるんだけど、こいつのセリフ。 「そんなこと（余命を知った画家が最後の絵にすべてを注ぎ込んだこと）私の知ったことじゃない。いいですか？ただ…

ひどい曇り空だった。朧に見える太陽のまわりをよくみるとうっすらと雲が流れているのが見えた。雲じたいは大したことがなかった。しかし遠くの山を見てみると霞み具合が異常で、これは黄砂なんだと気がついた。ま、ほんとうにただの砂ならいいけど。