ホース・ソルジャー 【12 Strong:2018】

見てきた。

911直後のアフガニスタンにおける対タリバン戦の映画だった。「一番乗り」と言っていたので本当に最初の反撃だったのかもしれない。

米陸軍の特殊部隊12名が北部同盟の一つラシッド・ドスタム将軍と手を結びタリバンに打撃を与える作戦で米軍の役割は主に航空機B-52からの爆撃であり地上戦はドスタムが行う予定だったが徐々に特殊部隊12人も地上戦に参加していくことになる。

B-52からの爆撃の精度がどのくらいのものか分からないけれど結構精密に見えた。レーザーをつかった誘導爆撃のシーンもあったけれどそれは1回だけだった。無線で4桁の数字二組もちいた座標を指示して爆撃する方式がほとんど。

かなり強力な爆撃でも結局は地上戦で決着を付けなければいけない。12人も激しい銃撃戦に加わることになる。

特徴的なのは邦題にあるように馬に乗って戦うシーンがおおいこと。走りながら銃撃するのも難しそうだけどそのそもあの岩だらけの山肌を駆け降りる時点でかなり馬が可哀想。あれは凄いし酷いしたぶん怪我した馬もいると思う。クレジットにこの映画の撮影ではどんな動物も怪我してないよっていうのあったかな?見忘れたけど。


この作戦の4年後2005年の対タリバン戦を扱ったのが『ローンサバイバー』であちらは海軍のシールズでタイトル通り生き残ったのは一人だった。この明暗かなりきつい。ホース・ソルジャーのほうはWTC跡地に騎乗した兵士の像が建てられたらしいけれどシールズのほうはどうなんだろう。

もう一本、これはフィクションだったけれどロバート・レッドフォード演じる教授の学生だったマイケル・ペーニャが対タリバン戦に赴いて、という映画『大いなる陰謀』も思い出した。