シェイプ・オブ・ウォーター 【The Shape of Water:2017】

ギレルモ・デル・トロが監督賞、作品賞を獲ったので見に行った。


面白かったけれど特筆すべきものは今のところない。良いんだけどね。時代的にも似ているし職場も似ているしなによりオクタヴィア・スペンサーが出ているということもあって『ドリーム』【Hidden Figures:2016】を思い出した。お話はなんというかおとぎ話。セックス描写(ドラゴンタトゥーの女以来のクソボカシ処理)と暴力描写はあるけれど「本当は怖いおとぎ話」くらいのもの。主演のサリー・ホーキンスの毎日のアレは『アメリカン・ビューティー』【 American Beauty:1999】の今は亡きケビン・スペイシーのアレを思い出させた。満たされると消失するらしい。


タイトル、オープニングではShape of Waterになってたけど最後にはThe Shape of Waterになってた気がするんだけどどうかな。

半魚人の造詣が少し不満。ウルトラマンちっくな着ぐるみ感が強かったのが勿体ない。


演技はサリー・ホーキンスマイケル・シャノンリチャード・ジェンキンスマイケル・スタールバーグもみんな良かった。ずっと脇役をやってきたブライアン・クランストンが『トランボ』【Trumbo:2015】で主役をやったのと似てる。