ブレードランナー 2049 【Blade Runner 2049:2017】

見てきた。

監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ、主演はライアン・ゴスリング。まあ綺麗。撮影ロジャー・ディーキンスだった。

監督はリドリー・スコットからドゥニ・ヴィルヌーヴに交代したけどこれは正しく『ブレードランナー』【Blade Runner:1982】の続編だった。

というのはやっぱり街、ロサンゼルスが『ブレードランナー』のロサンゼルスそのままだったということ。

と書いてて思ったんだけど、未来の世界とレプリカントの2つが主役なのね。1作目はやっぱりルトガー・ハウアー、今作はライアン・ゴスリング。

映像はきれいだけど新しい何かがあるかというと微妙でロサンゼルス郊外やその昔核兵器で汚染されたらしいラスベガスが映し出されてあの世界が補強されたくらい。やっぱりこれ役者の演技が肝なのですね。

とここでドゥニ・ヴィルヌーヴの映画をいくつか思い出してみるとやっぱりどれも演技によってひきつけられていたことに気が付くわけです。演出がいいのねドゥニドゥニ。『メッセージ』なんかも同じで、見どころはSFだけどSF的な映像、描写よりはエイミー・アダムスの演技だったし。

だめだとわかっていても言ってしまおう。ショーン・ヤング、ほんとにヤングだった。