シン・ゴジラ 【GODZILLA Resurgence/SHIN GODZILLA:2016】

会議映画だというのでビデオでいいやと思っていたけれど評判が良いので見に行った。いやぁ、映画館で見て良かった。ギャレス・エドワーズ版をTV画面で見たとき、映画館で見た時の印象と大きく違っていたのでやはり暗いところで大画面で見るというのはそれなりに意味のあることだと思った。今回も映画館へ行って正解だった。


確かに会議シーンが多かったけれど、そしてそれはそれで面白いんだけどなんといってもゴジラによる東京の破壊シーンが素晴らしい。そして意図的に再現したであろうミニチュア特撮感のあるシーンも楽しいし、自衛隊による駆除作戦(当然のように失敗するけれど)も予想以上に良くとれていたし、CGで処理した破壊シーンも良かったし。


背中から出るレーザーはちょっとダメじゃないか?と思ったけれどまあいいw 何かを吐いたかと思うとそれに着火して真っ赤な炎を噴き出し、都心の通りという通りを流れる炎で埋め尽くすところは鳥肌が立ちそうだった。もっと破壊を!と思いつつ見続けていた時間は幸せだった。


津波原発事故など東日本大震災のイメージが明らかに背景にあったけれど、これも扱い方はギャレス・エドワーズ版より上手かったと思う。

あと無人列車による攻撃シーンも、通常の邦画にありがちなグダグダと長ったらしい作戦立案シーンは一切なくいきなり実行されたのも良かった。テンポがいい。


石原さとみについてはいろいろ読んでいたけれど、まあいいよ、ん。良い。ん?無茶振りな役回りだけど頑張ってたし。