レミング 〜世界の涯まで連れてって〜 @東京芸術劇場

初の寺山修司の舞台。演出:松本雄吉 出演:溝端淳平 柄本時生 霧矢大夢 麿赤兒ほか。


てへっ。ちょっと寝ちゃった。


体調もあった。でもまあリズムを刻み続けた感じの舞台であったので気持ちよくなって寝てしまったということもあります。電車に乗ってるようなもんでね。


舞台装置、美術も衣裳の感じも好きだったし、BGMと合わせた役者の動きも嫌いじゃない。ただもう少し狭くてこもるような場所で見たほうが楽しかったんじゃないかなと思う。あそこは滅茶苦茶大きい訳ではないけどもっと小さい方がいい。


霧矢さんがなんか満映李香蘭のような役を演じていて(歌も踊りも良かったですよさすが霧矢大夢)、そのまま李香蘭の物語をやっても良かったんじゃないの?と思った。フィルムをかたどった列車のような舞台も見ていて楽しかったし。うん、是非やってもらいたい。使いまわしでいいから。というか使いまわしがいい。


集団でのダンスは面白かったけれど、マイケル・ジャクソンだったらあの完成度では本番やらせてくれないね、きっと。もっともっともっともっと頑張れ。