海街diary 【Notre petite sœur:2015】

見てきた。いやあ、すず可愛い。一家に一人すず。


3姉妹の母である大竹しのぶと彼女の叔母の樹木希林が一家の居間でやり合うシーンは爆笑した。誰も笑ってなかったけどあれ絶対コメディだもん。樹木さんなんて『歩いても 歩いても』と一緒だし。


まあ鎌倉のちょっと古びた民家が良いし、その他密集した住宅地も海辺も良いし。でこの4姉妹。そりゃ悪くなるわけはない。ただもうちょっとなんかこう欲しい、そんな感じ。じゃあなに入れるかっていうと思いつかない。ドラマ要素はいらないし。どちらかというと音楽を削った方がいいかもしれない。ストレートな情緒的なBGMはほとんど説明台詞だったから、あれは減らした方がいいかも。


しかしまあ是枝さんの映画ってうまいんだけどこれ撮ってだからなんなの?みたいなのが多いような気がする。けど見るけどね。好きだし。小道具というかリアルさ加減は素晴らしいし。


ま、この映画はロケーションで5,60%、のこり4,50%が4姉妹ってところか。ロケーションの中でも香田家となった民家が7,80%で、4姉妹の中でも広瀬すずが50%ほど。残りは綾瀬はるかが25%で長澤まさみ15%、夏帆が10%って感じ。今回の夏帆良かったけどね。今回もと言うべきか。この4人の中で映画で実績あるの夏帆だけだし。


そういう意味でいえば広瀬すずもいいんだけど綾瀬はるかが一番得したかも。これまでひっどい映画ばっかりだったし、これでようやく白歴史が出来たようなものだし。


それにしてもあのお家気持ちよさそうだったなぁ。


広瀬すずはサッカー選手っていう設定で2度ほどサッカーシーンがあったけど結構さまになっていた。あさ登校するときに駅まで走るシーンなんかを見ても、彼女はなんかこう飛び跳ねるように走っていてスポーツ上手そうに見えた。バネがあるっていうか。なんといってもおでこが魅力的なんだけど次点は運動神経かも。