昔の日々@日生劇場

先日トークショーに行った麻実れいさん目当てで観劇。

ハロルド・ピンター原作、デヴィッド・ルヴォー演出『昔の日々』、キャストはアンナ:麻実れい、ケイト:若村麻由美、ディーリー:堀部圭亮

まあこれ見たときには麻実れい若村麻由美という魔女コンビの二人芝居ではないかと思っていたんだけどもこれが違った。夫ディーリーもけっこう出番あるの。前半は謎めいたアンナが押し気味で後半はケイト。

麻実さんのオーラを見ようと思っていたんだけどノーマークだった若村麻由美のほうに目が行ってしまってですね。なんていうか美女ってこういう人のことを言うんだと。いい女ってこれかと。綺麗なの。色白で。でも健康的な雰囲気で。で、時折可愛く見えたりしてねぇ。

もちろん麻実さん、オーラすげえ。あの雰囲気、映画なんかでも見たいんだけどお出にならないでしょうね。

魔女ふたり、どちらも足が大きくて安定感抜群(麻実さんは若干外反母趾でしたけれど)。

芝居は正直難しかった。全体もそうだけど台詞一つひとつもストレートな意味のものは少なくて頭を使わないとならない。それが結構なスピードで繰り出されるので追いつけなかったり。

終了後に解説チラシ(演出ノートの抜粋)がもらえることを知らなかったんだけども、公式ツイッターだかで知ったのでご飯食べた後に劇場にもらいに戻った。でも劇場は夕方まで開かないのであきらめようと思ったけれどチケット売り場の方に尋ねてみると劇場の中までとりに行ってくださいました。で、それを読むとほぼ解答なんだけど、予想していたような感じだったので外してはいませんでした、はい。

しかし不条理劇って初めて見たけどしんどい。

そうそう一階席の両端のブロックに覆いがかけられていたので何かと思ったら、わざわざ座席を減らしているそう。

日生劇場では大きすぎる」

よく寄せられるご意見です。

もちろん私も最初にこの話を聞いた時
日生劇場って日比谷の!?あの日生劇場ですか!?…大きくありませんか!?」
って思いました。

そこで、ハロルド・ピンター作『昔の日々』(Old Times)の初演の劇場ってどんな劇場なのか調べてみると…
(中略)
実は、本公演では日生劇場を1,000席以下にしています!
梅田芸術劇場シアター・ドラマシティでは800席以下!

あれ…小さい。