この連載、ちょっと面白い。


奥村隆「息子と僕のアスペルガー物語」 現代ビジネス [講談社]


つい読み始めたら止まらなくなって、結局全部読んでしまった。今のところ17回分ある。


なんかもういろいろ思い出してしまった。疲れた。でも止められなかった。というのはやっぱり自分の中にも似たような要素があるという自覚があったので。


とはいえ自分はナントカ症という名前がつくようなものではないと思う。まあ程度の差こそあってもみんな何かしらこういう特徴は持ってそうだし。


ハッとなったのが歌詞を覚えられないという記述。そういえば自分も歌詞を覚えていない。メロディはよく覚えているのに歌詞は全然覚えていない。一曲ちゃんと覚えているのはないかも。この連載読むまでは自分は歌詞に興味がないから聞いて(意味をとって)いないし覚えてもいないんだと思い込んでいた。まあそうかもしれないけど奥村さんと同様ひょっとしたら覚える能力がないのかもしれない。


また人の顔を覚えられないというのも同じようなところに原因があるのかもしれないと思った。覚えられないというか思い出せなくなる。見れば誰だかわかるんだけど記憶の中から思い出そうとしても出てこない。


音楽もよく聞いたやつならかなりきれいに脳内再生できるし人の声はすごくよく覚えていて、その人の声で何かをしゃべらせることもできる(もちろん脳内で)。


まあいまさらどうでもいいんだけども。