ぼくのエリ 200歳の少女 【Let the Right One In/Låt den rätte komma in:2008】
見た。
- 出版社/メーカー: アミューズソフトエンタテインメント
- 発売日: 2011/02/04
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おなじスウェーデン映画『ドラゴン・タトゥーの女』と同じような雰囲気。当たり前っちゃ当たり前だけど。
おっさんと200年生きているらしい12歳の少女が町に越してくると同時に連続殺人が起きる。少女がヴァンパイアなので血が必要、ということらしい。病院の献血奪えばいいのにおっさんは通りすがりの少年を殴り倒し、木の枝に逆さづりにして首にナイフをザクっと刺し、流れ出る血を漏斗をつかってポリタンクに貯めるという荒っぽいことをやる。
あとこういうことをずっとやってきたらしいんだけど、いくらなんでも殺す数が多すぎる。
まあその辺は置いといてですね、それ以外はまずまず。
おっさんはただの人間であったことがわかるんだけど、関係はわからない。この映画の主人公の少年オスカーのように子供時代にエリに会って以来ずっと一緒に生きてきたのかもしれない。というか逆ね。
オスカーもこれから何年も何十年もエリと一緒に暮らし、次のオスカーが見つかるまで彼女のために血を調達し続けていくのだ。
そんなに悪くないんだけど一番印象深かったのがオスカーを演じたカーレ・ヘーデブラント少年の色の白さ。髪も金髪なんだけど色は薄目。全体に彼のほうがヴァンパイアっぽい。顔のつくり自体は美男子って感じではなく『アバウト・ア・ボーイ』の主役マーカスをやったニコラス・ホルトっぽい。ただまあ彼だって『シングルマン』では結構な美青年になっていたけどね。
しかしまあ映画史上もっとも色の白い役者の一人なんではなかろうか。ものっすごく白い。ビョルン・アンドレセンより白いよ!