ノー・マンズ・ランド 【No Man's Land:2001】
見た。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2002/12/18
- メディア: DVD
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ボスニア紛争。セルビア軍とボスニア軍が対峙する地帯のど真ん中にある塹壕に取り残されたセルビア兵とボスニア兵の話。ボスニア兵の一人ツェラは死んだと思われていたためボスニア兵によって身体の下に地雷を仕掛けられる。
身動きの取れないツェラと同じボスニア兵であるチキ、セルビア兵の新兵ニノの三人。どちらからも砲撃・銃撃を受けかねないためにパンツ一丁で白いシャツを振り回すと、両軍から国連軍に通報、国連軍の上官が止めるにも関わらず現場のマルシャン軍曹の独断で出動することに。
これカンヌで脚本賞を取ってるんだけどちょっと納得がいかない。確かにこの紛争に関わるいろんな要素が入ってるし皮肉もたっぷりだし悪くはないんだけどこれ2001年の映画でWTCのテロがあった年なんだな。どうも現実のほうがずっとシビアで間抜けで衝撃的なので、この映画程度の刺激ではぴんとこなくなってしまっているみたい。
どうせなら完全にコメディに徹すれば良かった。たぶん。
国連軍のマルシャン軍曹を演じていたジョルジュ・シアティディスがエイドリアン・ブロディそっくりだった。