岳-ガク- 【Gaku: Minna no Yama:2011】
見た。
- 出版社/メーカー: 東宝
- 発売日: 2011/11/25
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 17回
- この商品を含むブログ (35件) を見る
うーん、長澤まさみが鬱陶しいことこの上ない。いくらなんでも頭悪すぎるだろ。しかも山で殉職した父親の跡を継いだという設定なのにまったくダメ。
大蟻食先生の講義の所為だろうな。愁嘆場の酷さが耐えがたかった。昔であればそれほど気にもせず見ていた可能性は高いけれど今となってはもう無理。恐ろしいのは引き返せないところ。見苦しい愁嘆場だらけの邦画やテレビドラマは確かに多い。
山が吹雪いて大変ですね、という描写はけっこう頑張っていたけれどそれだけ。だいたいあの吹雪でヘリ飛ばすか?あれほど揺れずに一点で留まっていられるか?そして事あるごとにプロとアマの違いを強調していたヘリのパイロット(渡部篤郎)が一瞬だって気を抜けないような状況で自ら地上に落ちていった長澤に敬礼するってどうなのよ。どうみてもバカです。脚本(演出?)がどうしようもなくクソであります。
一点だけ良かったのは驚くべきことに主役島崎三歩を演じた小栗旬で、結構三歩の雰囲気が出ていた。原作漫画のほうは単発、不定期連載が始まったときから読んできたけど実写ではああいう感じでいいんではないかなと思う。もうちょっと練れてればいいんだけど。