スリーデイズ 【The Next Three Days:2010】
見た。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2012/03/02
- メディア: DVD
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これ2008年のフランス映画『すべて彼女のために』のリメイクなのね。にしては脚本もポール・ハギスになってるので話も変わってるのかな。にしても2年てすぐだ。よほどなにか感じるものがあったのか。気になるので元映画も見てみたい。
カレッジで英文学の教師(は!昨日のコリン・ファースと一緒だ。でもこっちはまったく教師に見えない)をしているジョン・ブレナン(ラッセル・クロウ)が上司を殺したとして投獄された妻ララ(エリザベス・バンクス)を脱獄させようとするお話。
ポール・ハギスだしどうかなーと思って最後まで疑って見ておりましたが面白かった。これはいい犯罪映画。
妻は冤罪だと言う。夫はそれを信じて控訴するがすべての証拠(いい加減な感じだわ、証拠)がララを犯人だと示しているため弁護士でさえ無実を信じていない状態であり、その弁護士の「殺人罪で最高裁までいくことは殆どない」という言葉に一瞬は反発するが裁判での解決を諦めてしまう。
収監されてあっという間に2年3年と経ち脱色していたらしいブロンドもだんだん濃くなり幼い息子が面会に来ても目を合わせてくれずめげそうになる妻。その様子を見ている夫。静かなな演技がなかなかいい。
妻を脱獄させようと決心してからの準備の様子が面白いし二人を追いかけるピッツバーグ警察も結構優秀で見ていて面白い。
最後はどっちにも取れる感じ。あれはあれでわるくない。『告発のとき』よりこっちのほうが好き。