似たようなことをなんども目にしてきたけれど大津市の事件はやっぱり酷い。


教育に関してはよく日教組が諸悪の根源のように言われているけれど(確かに悪影響もあるだろうけど)、ほんとうはいままで考えられていた、続けられてきた「教育」の概念そのものに問題があるんじゃないかと思い始めている。要するにいわゆる教育学部のなかで行われていることはほんとうに適切なのか?と。


あと採用に関してもいろいろ問題があった。まあコネ・情実っていうあれもおかしい。


どちらも皆「なんかおかしいね」とは思っていてもだれも口を挟んでこなかったというのは(もちろん例外もあるでしょうが実効性のあるものはなかったのでは?)なんか相当恐ろしい見苦しいおぞましいことになっているんじゃないかと想像したり。


話はちょっと変わるけれど田舎だと仕事が少ない。そういうところだと公務員というのはどうも公共工事と同じようなもので都市部の金を田舎に流すためのパイプとしての存在でしかないのではないかと思ったりする。公共工事はときどき振り込まれるボーナスみたいなもんね。


そういう目で教育を見ると「教師やその他教育関係の連中に給与を払うための口実としての仕事をさせる場」として学校が存在しているかのように見えたりする。そしてこれは実際そういうところの学校に通った私の経験からしてそんなに外れているわけではなかろうと思う(だって小中高とずっと自分よりアレな教師しかいなかったんだもん。すごくよくてまともな大人という程度だった)。だから教師にヤリガイとか感じてる連中はなお性質が悪いと思ってる。ロクことせんで子供に汚物吐きかけて金受け取ってる癖にそのうえヤリガイとかふざけんな、と。


使わないダムや高速道路やトンネルを見ていつも思う「作ったことにしてお金もって行って良いから環境破壊しないでくれ」と同じで「仕事したことにして給料受け取って良いからこどもに近寄らんでくれ」と思う。ほんと。マジ。


最低限こどもの人権(もちろん生命も含む)くらい守れよ、と思うけれどこの国の子供に人権は無いからあと100年経ったってこんなものかもしれないね。


だってさ、「誰かが死ぬまで変わらない」って言葉は良く聞くけど今回の事件のようなことはすでにもう何回も起こってるわけで、何人も犠牲者が出ているのに変わってないんだもん。


これで黙ってる大人はダメだろ。大津の大人はちゃんと声ださないと終わるぜ。