ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 【Mission: Impossible – Ghost Protocol:2011】

観た。


一応このシリーズ全部見ているんだけどこれがいちばんいいかも。


というか、私にとっては1<2<<3<4です。シリーズもので徐々によくなってる、尻上がりというのは珍しい。


いちおうミシェル・モナハンヴィング・レイムスも出てきてちょっと安心。5も作るんですね、という雰囲気。ミシェル・モナハンてとくに美人ではないんだけどなんか好きなんだな。これ観てはっきり自覚した。


冒頭でてきた同僚エージェント役のジョシュ・ホロウェイがけっこういい感じ。他にもチームの一員としてジェレミー・レナーが出ていてこれもなかなかいい感じ。こちらはまあ『ハート・ロッカー』やマーベル映画で観ているので意外ではないけれど。ドバイのホテルでトム・クルーズとモミクチャになってるときに股間にテント張ってるように見えたんだけどいつはゲイ、とかいう設定なんだろうか。なんかあの二人はアヤシイ。


ミシェル・モナハンは美人ではないけれど、ヒロインといっていいだろうエージェント・カーターを演じたポーラ・パットンは文句の付け所のない正真正銘の美人。『アイドルワイルド』というどうしようもない映画でヒロインをやっていたんだけど、あの映画は彼女の存在だけで持たせているような映画だった。もうちょっと早めにいろいろと出てくれていればなぁと思った。エミリー・ブラントとかジャニュアリー・ジョーンズとかと一緒(エミリー・ブラントは遅くはないか…)。やっぱり美人。


サイモン・ペグは前回に引き続いてチームのメンバーとして登場。いろいろな意味で出世してる。ジョナサン・リース=マイヤーズも出ていればなぁと少し残念(『ベッカムに恋して』を見て以来、男であるにもかかわらずなんとなく応援したくなっているという。。)。


サイモン、今回は活躍する場面がぐっと増えていてよく大写しになったんだけど歳とったなぁという顔になってた。で、つい先日『16ブロック』を見たこともあって気がついたんだけどサイモン・ペグは私の頭の中ではデヴィッド・モースと同じ箱に入ってる。もちろんペグはコメディ担当でモースはシリアス担当だけど。金髪というか赤毛なので『木曜だった男』をやってもいいかなと思った。


なんとなく安定してきた感じなので、見るときの心持が『007』に似てきたんだけどこっちはやっぱりトム・クルーズでないとダメなんだな。よく分からないけど彼以外だとダメ(実は今回見ている最中にジェレミー・レナーでも、とはチラッと思ったけど)。


そうそう。映画自体はべつにどうってことのない映画。悪役があまり記憶にない役者で、それがよかったかも。あと『スラムドッグ$ミリオネア』のおっさんがあのときのまんまのヘアスタイルというかひょっとしてアレは演技ではなくて地なんじゃないか、という自然さで出演していた。アニル・カプールのことね。


そういえば屋上から落ちながら銃を撃つってシーンが予告で流れていたけどあれトムじゃなかったのね。ひょっとしたら『ナイト&デイ』で見たアクションとごっちゃになっていたのかも。それとも編集?