シカゴ 【Chicago:2002】
見た。
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: DVD
- 購入: 2人 クリック: 24回
- この商品を含むブログ (210件) を見る
期待せずに見たらけっこう面白かった。ミュージカルだし曲とダンスがよければそれでいいのだ。
しかしほんとにあれ刑務所なのかね?と疑うくらい、女囚たちはぜんぜん苦しそうでもなく割とふつうに暮らしている。まあイリノイでは女囚が死刑になったことがないというくらいだからあんなものかもしれないけど。
殺人を犯した女(まあ殺されても仕方ないという男だけど)たちが新聞を賑わせている自身の記事の大きさを競うようなところはちょっと『L.A.コンフィデンシャル』を思い出した。昔はあれでいいのかもね(いまも変わらないか)。それを利用するジゴロ、じゃなかった弁護士リチャード・ギアがなかなかよい。タップダンスも頑張っていた。
しかし主役のレネー・ゼルウィガーがちょっとなーな感じ。露出が多いんだけど、おにくのつき方が気持ち悪いんだ。なんか脂肪吸引しましたってな感じ(実際はしらんけど)。彼女と張り合っていたキャサリン・ゼタ=ジョーンズが自然な感じのむっちりなので余計に違和感があるのかも。
この二人がそろってステージに立つところはちょっと『コニー&カーラ』を思い出した。ああいうショーというかレビューっていうのがちゃんと成り立つアメリカだから出来た話だ。日本だとどうなるんだろ。
亭主のエイモス(ジョン・C・ライリー)に救いがないのがちょっと残念。