ツーリスト 【The Tourist:2010】
『ザ・パシフィック』が辛いのでちょっと休んでこっち見た。
- 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 発売日: 2011/07/27
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アンジェリーナ・ジョリーとジョニー・デップということで期待はあったんだけど…
スコットランドヤードの現場指揮官の役をポール・ベタニーがやっていてパリでもヴェネツィアでも彼が現地警察を指揮したりしてるんだけども、なんかこう全員そろってすごく間抜け。しょっぱなのパリのシーン。アンジェリーナを監視している連中が凄く間抜け。
インターポールを通じて動かしたイタリア警察もどこぞの駅のホームで待ち構えていたんだけどもこれもどうみても間抜け。コメディかと思ったけど最後まで見るとどうやら違うようだ、というところが痛い(実際ゴールデングローブ賞ではコメディ部門でノミネートされたってwikiに書いてあるんだな、これが。びっくりした。)。
でもまあこの二人がヴェネツィアで、というだけでもなんとかなりそうな気もするけど、びっくりするほど魅力がないヴェネツィアなんだなこれが(私はいったことないけど)。なんかさ、『アサシン・クリード』のヴェネツィアのほうがずっとずーっと魅力あるんだけど。どうなんこれ?
悪役もスティーヴン・バーコフで顔はいいんだけど数千億円盗まれるような大物じゃないんだ、行動が。小物っぽいんだもん。ティモシー・ダルトンは渋くなっててよかった。笑顔が。
ひょっとして映画撮影にかこつけて遊びに行きたかっただけなんじゃないかと思う。あ、いや、ひょっとしてじゃなくてマジだな。