カウボーイ&エイリアン 【Cowboys & Aliens:2011】

見た。


映画『カウボーイ&エイリアン』公式サイト


タイトルからしてどうなんだと、予告みたときからずっと思っていたけど、やっぱり内容はそのまんまカウボーイとエイリアンの話だった。


見終わってみると予想していたよりずっと無理なく見られたような気がしてくるので不思議。たしかにエイリアンが現れるのはなにも現代でなくてもかまわない。まあ、昔のひとがああやってUFOを撃ち落していれば発掘されて大騒ぎになっているだろうから出ていないってことはエイリアンもUFOも地球には来たことがないってことだろうけど。


主役は記憶を失ってはいるけれどとんでもない悪党でお尋ね者のジェイク・ロネガン(ダニエル・クレイグ)でやっぱり帽子がぜーんぜん似合わない。似合ってないんだけどすごく大事なようで結構なピンチというか危ない状況に陥っていても帽子だけは手放さない。まるで次元大介のよう。


で、このロネガンに輸送中の金を奪われた町の名士ドルハイド大佐をハリソン・フォードが演じていて、珍しく凶悪な感じ。その大佐のダメ息子を演じているのがポール・ダノなんだけどすこし物足りない。やっぱり『リトル・ミス・サンシャイン』と『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』の記憶が強烈みたい。


で、そのダメ息子の代わりという感じで大佐の右腕として牧場で働いているインディアンを『父親たちの星条旗』に出ていたアダム・ビーチが演じてるんだけど、彼のしゃべり方、そのときの表情がキアヌ・リーブスにそっくり(特に暗がりで)でびっくりした。


最後にロネガンたちと共闘することになったインディアンの族長、どっかで見た顔だと気になっていたけど『アポカリプト』で主役を追いかける人狩りのリーダーの人だと気がついたら、急に笑えてきてしまった。なんかおかしい。