ミッション: 8ミニッツ 【Source Code:2011】
見た。
ミッション:8ミニッツ
お話は、乗員乗客全員が死亡した列車爆破テロの犯人を探すため米軍の大尉が犠牲者の一人の人生最後の8分間の記憶データに潜り込むというもの。なんとなく『攻殻機動隊』で他人の電脳にダイブするあれに似ている。人生最後の8分間の記憶を吸い出して保存できるならそれをそのまま解析すりゃいいじゃないかとも思ったけど、原題のsource codeからすると、人の記憶は機械語であってそれを読むために人間が間に入らねばならないということなのかもしれない。
映画だと
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の8分バージョンといったところだけど、SF的な裏づけまで似ているという点ではこっちのほうが更に似ているかもしれない。
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と、まあ特に耳新しい話でもないし目新しい映像もない。ひょっとしたら乗ったことがあるかもしれない2階建てののんびりした列車が走るシカゴ郊外の光景なつかしかったことくらい。
それでもこの映画は面白かった。最後だけが気に入らない。ぼーっと見ていたせいで日付や時間を覚えていなかったのが少々痛かったけど、どう考えてもおかしい。あの瞬間で映画を閉じていれば、私としては完璧だったのに、と思った。あのシーンではぐっと来た。
最後につながる映像やシーンが各所にちりばめられているので、最初からああいうエンディングにするつもりだったのかもしれない。でも後から付け足すことも無理ではない程度のものだから、ほんとうはどうだったかわからない。でもあれは蛇足だと思う。いらない。
あと主演のジェイク・ギレンホールとミシェル・モナハン、二人とも好きなんだなーってことを確認した。なのでよけい勿体ないなと思う。