モンタナの風に抱かれて 【The Horse Whisperer:1998】
見た。
- 出版社/メーカー: ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント
- 発売日: 2002/06/19
- メディア: DVD
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いやー、立派な馬映画だった。これはいい。
交通事故に遭うところから始まるので痛々しいんだけど、終わってみるとこれでよかったと思う。回復していく物語だし。
しかしこのピルグリムというお馬さんが賢いのね。芸達者。この映画ではちゃんとこのピルグリムをばっちり写してくれるので『シービスケット』のような物足りなさはなかった。『蒼き狼』のモンゴルの草原に引けを取らないモンタナの風景もすばらしい。
この映画、人間については短いカットで手元のアップを何度も写している一方、馬については耳や目を見せてくれる。これがなかなかすばらしい。特に目を見るとちゃんと怒ってる、怯えてる、喜んでる、シュンとしてる、というのがよくわかる。いや、ほんと立派な馬映画でした。
タイトルは知っていたしロバート・レッドフォードの映画ということも知っていたけどオープニングのロゴが古く画質もよくなかったので思っていた以上に古いってことはわかったけど、スカーレット・ヨハンソンが子役として出ていたのでびっくりした。13歳くらいの役。
しかしロバート・レッドフォードって凄いね。自分を主役にしてこんな風に写すとかすげえ。差し込む光で金髪がきらっきら。それ以外にも紗(昭和だな。いまだとソフトフォーカスとか言うのね)がかかってるシーンも盛りだくさん。すげえ。
まあクリント・イーストウッドだってメル・ギブソンだって自分撮りに関してはだけどな。
あーお尻が痛くてしょうがなくなるくらい日がな一日馬に乗ってみてーな。もちろん脚の短いモンゴル馬で。