ローラーガールズ・ダイアリー 【Whip It:2009】

評判がよかったので見た。

ローラーガールズ・ダイアリー [DVD]

ん、評判どおりなかなかよかった。ドリュー・バリモアがはじめて監督した映画ということだったけど手堅い感じ。本人自身も役者として楽しそうに出演していたし。


サッカーとローラーゲームの違いはあるけれど『ベッカムに恋して』に似ている。というかはっきり意識していると思った。原作読んでいないけど車の中で着替えるとかあのあたりはそっくり。あと父親の役割なんかも。


ベッカムのほうはイギリスにあるインド人社会というものがでんとあったのに比べるとこちらはただ「保守的で退屈な田舎がいや、ここから出たい！」というものでしかないところがちょっと惜しいし薄い。もう少しどこかに偏りというかクセというか突出したなにかがあればもっと面白くなってたんじゃないかなーと思う。ローラーゲームを現代に持ってきたのもなんか理由があればなぁ。


とはいっても、これはこれでやっぱりちゃんとした映画であってそれでいいのだ。エレン・ペイジは『インセプション』のときよりさらに若返っていて驚いた。かわいい。



ナチュラルボーンキラーなジュリエット・ルイスが出てきて楽しかった。あとお母さん役のマーシャ・ゲイ・ハーデンの若いときの写真がチラッと映っててけっこうな美女で驚いた。ん。