非実在食と非実在味覚
すんごい古いタグだ。でももとがツイッターでの駄弁りだからあってるな、ん。
なにかというとですね、小池さんが、ってあの藤子不二雄漫画にでてくる小池さんですけど、彼が食べているラーメンて非実在ラーメンだけどうまそうだな、みたいなことをtwitterで書いたんですけど、その美味しそうっていう味も実は空想上の味で実際あれを見ているときに感じる味に出合うことは一生ないだろうな、というようなことでこれはこれで非実在味覚であるという。
それにリプライがあってほかにも非実在食があるよ、『ギャートルズ』の骨付き肉と『トムとジェリー』のチーズもおんなじだ、と。
そんで私が『ハクション大魔王』のハンバーグも異常にうまそうだったなと書いたら『ぐりとぐら』や『しろくまちゃん』のホットケーキ!と返ってきたんですが、わたしはその記憶はなくて(ぐりとぐらは知っているけど)、ホットケーキといえば『ちびくろサンボ』だろうと。
そうするとですね、その会話にかかわっていた3人がほぼ同時にその『ちびくろサンボ』のホットケーキについて呟いていたことが判明しました。ま、わたしはホットケーキというよりグルグルと回った虎が融けてできたバターが異様にうまそうだった、しかもバターなのにその非実在味覚は甘い甘いものだったんですが。あのイメージはかなり強力のようです。というかほかの部分はなにも覚えてないし、サンボ。
ほかにもみんなの歌やポンキッキに出てきた非実在食・味覚もでてきましたがわたしにはさっぱりでした。でも、
ま、幼児期、いろんな味を知るまえのあたりがいちばんこういう非実在味覚に出会うことが多いんだろうなと。
想像上だけで感じることができるあの味、食べてみたいんだよなぁ。
そうそう『じゃりン子チエ』のカルメラ焼きもうまそうだったけど、長年空想上の味しか知らなかった。後年実際に口にしたけれどこれはけっこう想像した味と似ていた。これを見ていたころはもう味覚的に大人だったのだ(小学生だけど)。