マリオネット・ゲーム 【Butterfly On A Wheel:2007】

見た。





最初から画面を見ているだけで筋がわかりそうな、そんな作り方。つまりきまった絵、きまった編集。でその予想を裏切らないまま最後を迎える。


結婚したことないからよくわからないけど、まあまあ怖いお話なのかもしれない。緊張感は演技にのみ依っていて、それなりに見通せたのでジェラルド・バトラーほかピアース・ブロスナンマリア・ベロも悪くなかったのかもしれない。でも一番良かったのは女の子。かわいいんだ。


マリア・ベロってみたことがあるような顔なんだけど出演した作品名を見てもほとんど知らないものばかり。誰かと似ているんだろうな。


途中、犯人の息子と出会う場面があるんだけど、あそこで息子を殺そうとすればよかったのにな、と思った。逆転できるのにね。警察の対応は非現実的で、ちょっと脚本が甘い気がした。


犯人に指示されて金策に走る場面で、質屋かどこかの親父に向ってジェラルドが「300だ!」「300!」と連呼するんだけど、『300』とかけてるんだろうか。公開は同じ年だからありうるとは思うけど。どっちにしろここで笑ってしまった。サスペンスなのに…