夕陽のガンマン 【Per qualche dollaro in più /For a Few Dollars More:1965】
何回目だか忘れたけどこれ見た。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2010/08/04
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叙情酌量の余地のない悪党インディオとその一味を一網打尽にしようとする2人の賞金稼ぎの話。
大麻だかなんだかタバコのようなものを吸って陶酔しているインディオ(ジャン・マリア・ヴォロンテ)がオマー・シャリフみたいな存在感。ちょっと目が暑苦しいところもそっくり。
これを追う若く腕の立つ賞金稼ぎマンコをクリント・イーストウッドが演じている。マンコというのは“片腕”という意味らしい。確かに人を殴るのも拳銃を撃つのも片腕しか使っていない。この役と『荒野の用心棒』の役が同じ人物かどうかわからないということで、これもただのあだ名らしい。これはいつもどおりいいんだけど、やっぱ若い。
もう一人の、インディオに因縁を持ち、マンコ以上に腕が立つ賞金稼ぎモーティマー大佐を目が鋭く鼻が尖った猛禽類のような顔をしたリー・ヴァン・クリーフが演じている。これがかっこいいの。この映画に限っていえばクリント爺さんよりいいかも知れない。ピストルにストックをつけることで長距離でも命中させる。あの銃ほしい。
冒頭に遠いところから撃たれて落馬する男が登場するけど、あれが誰なのかわからない。ただ賞金稼ぎという存在を見せるためだけの場面なのかもしれない。しかし結構離れたところから当てているので撃っているのはひょっとしたらモーティマー大佐なのかもしれない。
宿屋のチビな主人が泣けた。