G.I.ジョー 【G.I. Joe: The Rise of Cobra:2009】
遅ればせながら見た。
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- 発売日: 2009/12/11
- メディア: DVD
- 購入: 3人 クリック: 39回
- この商品を含むブログ (55件) を見る
ナノマシンだろうか、シャットダウンの指令が送られない限りあらゆる金属を食い(分解し)尽くすという新兵器をめぐって、軍需産業とNATOのG.I.ジョーと呼ばれる特殊部隊との攻防を繰り広げる、というお話。どちらも地下に巨大な秘密基地を持ち、通常兵器以外の超ハイテク兵器を備え、超法規的に暴れまくる。ただしフランスの警察は除く。G.I.ジョーの隊員が加速スーツを着ていて、あきらかに危ない感じなのにもかかわらずストック一閃、ぼこぼこにしたりする。
あたらしいVTOL戦闘機というのか、ローターのないヘリというのか、乗っている航空機がまずすごすぎる。最初から使えよ、と思う。また、銃に関してもほとんど反動がないにもかかわらず装甲車を2回転ほど転がすほどの威力を持つ衝撃波を放つハンドガンが出てきて、これもまた最初から使えよ、と思う。というかあれあったらナノマシンいらんだろ、と思った。
まあ、単純な話に子供が喜ぶような小道具がバンバン出てきて派手にどんぱちやるっていうだけの映画。テンポは悪くない。一番よかったのは背中に2本の日本刀を背負った忍者スネーク・アイズで、最後しゃべったり顔見せたりするかな?と期待していたけどどちらも実現せず。というかこれ続編作る気まんまん。
せいぎのみかた=スネーク・アイズが真っ黒のスーツで、あくやく=ストーム・シャドウが真っ白のスーツ、というのはいい感じ。
G.I.ジョーを率いるNATOの将軍をデニス・クエイドが演じていて、ちょっと頭足りない感じさえするくらい単純でわかりやすい正義の味方のトップ。悪役がジョゼフ・ゴードン=レヴィット。最初から、彼こそ義弟になるはずだった科学者なんだろうなとわかる単純なお話。顔がぜんぜん違っても肩幅がむこうの人にしてはとても狭いのですぐにわかるし。