サロゲート 【Surrogates:2009】
見た。
- 出版社/メーカー: ウォルトディズニースタジオホームエンターテイメント
- 発売日: 2010/05/21
- メディア: DVD
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面白かった。人類の多くがサロゲートと呼ばれるアンドロイド、ちゃうなロボットを所有。日常生活のほとんどをそのサロゲートを操作し自分の代行として任せていて、自分自身は部屋で寝っ転がってコントローラーに繋がっているだけの世界。一部人間はオーガニックな感じでロボット反対、と叫びつつ薄汚れたスラムのような地域を自治区として生活、警察もそこには入れないという状況。
まあなんというかこれはまんまロボット版『アバター』なんだけど、CGとかは殆ど使ってなくて、サロゲートはドウランをたっぷり塗りたくった本人が演じている。これが面白い。しわの殆どない顔以外にも動きや表情て人間ではない感じ=サロゲートっぽさを出している。これが面白い。確かに不自然な感じがあり、人間ではありません、と言うのは良くわかる。後半ブルース・ウィリス本人が生身で町中をうろつくと差異がはっきりしてよりよくわかる。
逆にいうとサロゲートを良く見れば、何が人間らしさを感じさせるか(と、制作者が考えているポイント)というのが分るんじゃないかと思う。
サロゲートが一斉に停止したあと操作していた人間が街に出てくるんだけど、もうちっとデブが多いとか、陽の光にあたってまぶしそうにするとか気持よさそうにするとか、やっても良かったんじゃないかなと思った。
ああいう世界も楽しそうだけど、結局飲み食いはしなきゃならんしもちろんトイレも必要だしなぁ。チューブで供給・排便というのもやだしなぁ。このまんまでいいよ、俺は。