フェイク シティ ある男のルール 【Street Kings:2008】
これを見た(酷いサブタイトルだな)。
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2009/06/05
- メディア: DVD
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つまらなかった。キアヌ・リーブスは結構好きなんだけどこれはちょっと擁護しきれん。
いや、これは脚本が悪いんだけど、主役の刑事が映画の中で言われているようにトロすぎる。元パートナーが殺されたその時からどういう仕掛けになっているのかはほぼ丸見え。
ただ、捜査を続けていく中で新米の刑事と組むんだけど、ここのところをそのまま伸ばした方が面白かったような気がする。ルーキーを育てていくバディ・ムービーっぽくてよい。キアヌは『トレーニング デイ』のデンゼル・ワシントンみたいに悪くないし、ルーキーのディスコを演じたクリス・エヴァンスはひょろひょろのイーサン・ホークよりずっと鍛え甲斐のあるがっしりした身体をしているし。
だいたいオチが中途半端で面白くないし。大悪党を倒したらそいつに抑えつけられていた小悪党が蜘蛛の子散らしたように町に溢れたっていうところをガンガン見せてくれればまだよかったんだけど。あ、フセイン後のイラクか。
それにしてもフォレスト・ウィテカーの左目がどんどん閉じて行ってるように見える。いつか完全にまぶたを閉じたままになってしまうんじゃないか?