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買おうと思っているうちに本屋から消えていたが分厚い4分冊で再版されたので買った。
- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2010/05/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 双葉社
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- 作者: 安彦良和
- 出版社/メーカー: 双葉社
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- 作者: 安彦良和
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なんの予備知識も持たずに読んだ。なんとノモンハンを扱っていた。山之口洋の『
瑠璃の翼』では戦闘機が中心だったが、こちらは地上戦。満州国軍のうち蒙古系で編成された興安軍。
石原完爾、植芝盛平、出口王仁三郎(!)、辻政信、尾崎秀実。建国大学。五族協和。
面白かった。ちょうど昨夜NHKで皇民化政策下の朝鮮で育った子供の話が出ていたが、こちらは五族協和の名のもとで育った満州の子供が描かれていて、その後の満州国を考えるとこちらもなんとも言い難い想いが湧いてくる。
これを読んで村上もとかのこれを思い出した。
- 作者: 村上もとか
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1991/07
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連載を読んでいて、最後まで読んだがよかったのは前半だけ、中盤以降は主人公の龍がもはや人間には見えない扱いになっていて読むのがつらかった。第41回小学館漫画賞受賞しているが、どこを評価した結果なのかハッキリ言って分からない。あれは長いだけではなかろうか。似たような時代を扱っているが『虹色のトロツキー』の圧勝。