『イングロリアス・バスターズ』 【Inglourious Basterds:2009】

で、『イングロリアス・バスターズ』を見に行ったんだけども、一生の不覚。寝ちまったよ。地下のパブ(?)でナチ将校と腹の探り合いをする直前のあたりがすっぽり抜けとる。はぁ。


オープニングのタイトル、UNIVERSALのタイトルロゴが古かった。キングコングレニ・リーフェンシュタールがまだ監督になる前の女優時代の映画やいろいろ他にもあるんだろうけど、わからん。


役者の顔の大写しが昔の映画っぽかった。っていうのをつい最近なにかの映画の感想に書いた。ってのを思い出して検索。『さらば、ベルリン』だった。やっぱり僕はモノクロよりカラー映画のほうがいいな。


SSでユダヤ・ハンターと呼ばれたハンス・ランダ親衛隊大佐を演じた役者(クリストフ・ヴァルツ)が結構がんばってた。ただ、どちらかと言うとドイツ人というよりフランス人に見えた。


もう一人、ある意味頑張ってたのが以前日本のTVにもよく出ていたジュリー・ドレフュス。ドレフュスつーからにはユダヤ人(といってもドレフュス事件のことしか知らないのだった)だと思ってたけどそうらしい。そのユダヤ系のフランス人がゲッベルスの通訳兼情婦(逆か)を演じていたという。ようやった。


でもね、いっちゃんよかったのはやっぱりというか意外というかブラッド・ピットだった。特に最後、ナチに詰め寄ったときの顔はたまらん。