モンスターVSエイリアン 【Monsters vs. Aliens:2009】

ということで見てきた。


モンスターVSエイリアン(音、でるよねぇやっぱり)


字幕版は昨日まで、ということで吹き替え版を見た。どうせ吹き替え版なら、ということで3D版を見た。


うん、これは面白かった。200円の価値はありました。ただメガネがね、掛け慣れてない所為もあるだろうけどもう少しフィットしたのが欲しかった(しかも終わったら、ほかのお客様にも楽しんでいただけるように返してね、だと。あほかお前ら。数用意しときゃいいだろうが。なーにが他のお客様だ。あんなもの世界中で同じものなんだから一本50円もせんだろ。ま、貰ったってゴミになるだけだしいいんだけど、理由がクソってことで)。



映画が始まる前に画面からボールが飛びだすデモンストレーションのような映像が映ったんだけど、その時点で子供たちがうわー!って結構おおきな声を上げていた。あの声を聞く限り成功してる。


実際映画が始まってみると、随所に3Dを意識したであろう動きがちりばめられていて、しかもそれはむかーし見た3Dよりも当然きれいであって、宇宙に浮かぶ小隕石群(?)なんて、もうほんとにそこにあるかのような。当然主人公たちモンスターズもみんな飛び出ていた。中でもラストシーンの蛾に羽化したもふもふのムシザウルスが飛ぶところなんて感動的なまでにそこにあった。それまでにずーっと3D見てきたのに!


他に面白いと思ったのは、画面の奥から観客へ向かった動きだけじゃなくて、客席から画面奥へ向かう動きもくっきりと3Dだったこと。当たり前だろうけど、昔みたときにはまーったく気がつかなかった。予告でやっていた同じフルCGのわんこアニメ『ボルト』も3Dで、こっちもなかなかかわいくてよかったので、つい見に行きたいなどと思ってしまったのだった。完全に乗せられている。きぃ!


映画の内容は、まあ、その、きちんと作られたよい映画でした。たぶん。キャラも結構みんなよくって、ゲル状の無脳モンスター・ボブが好きなんだけど、結構あの阿呆大統領も好きだったりする(この映画、音楽の趣味が結構古い)。将軍も実は90歳であることがエンドクレジットの途中で明かされる(すぐに出たやつバーカ!バーカ!もう映画館にくんな!)。お前もモンスターだろ、ぜったい。


いろんなSF映画の要素も埋め込まれてそうだけど、たしか『2001年宇宙の旅』(はっ、もう過ぎてるじゃないか2001年、と今でも思うよねぇ)と『ET』と『モスラ』と、なんだろ、『キングコング』?こういったものが混じってる、そんな感じがした。


せっかく元に戻ったのに、またモンスターに戻るあたりがアメリカ女だなぁと思ったけど、偏見だろうかね。そもそも間違ってるか。