大蟻食、クリント爺褒める

とはいえ、買い物ついでに本屋へ行き『バガボンド』を買ったついでにミステリマガジンをチラ見した(すまんハヤカワ。でもほれJコレ上下2冊かったしさ、哲也せんせの新刊も買うから許して)。

“「グラン・トリノ」またはマスターズ・ナルシスト・グランプリ王座決定戦”

(強調は私)



ということだったので、こりゃあまりのナルッぷりにお怒りなのかな?と思っていたが、褒めてた。それもかなり。釣られちまったのね、わし。


しかし『ペイルライダー』を年に1回見ようとは思いません。あの映画でのナルシストっぷりはやり過ぎ。母と娘の両方から惚れられるってのは行き過ぎだ!だ!『グラン・トリノ』のジーザスクライストっぷりもある意味行き過ぎだし、そのために泣きどころで笑ってしまったんだけど、まあもう80歳だしいいかと思う。あ、そうか。母娘からってのも二枚目だったら許されるのか。いや、わしは認めんぞあれは(あの映画ところどころ安っぽいし)。


そうそう。クリント・イーストウッドが役者として映画に出るのはこの『グラン・トリノ』で最後だって文章はあちこちで見たけれど、本人の言葉には、80歳くらいの爺さんが出てくるいい脚本があればやるよっていう含みがあったけどね。どこか別のところでは最後だと宣言してるのかな?それとも映画会社の宣伝か。まあ日本でこれが最後だー!って騒いだところで向こうには影響でないからいいけどさ。