大蟻食、言葉を失う

噂には聞いていたけど、本当だったとは。

『戦争の法』文春文庫版が出ることになりました。

(中略)
校了まで一ヶ月しかない段階でお願いできる人が思い当たらなかったので、亭主に頼んで書いて貰いました。つまり解説は佐藤哲也ということになります。

(強調は私の手によります)



ふむ。私はS潮社版を持っているので文春文庫はいらないんだけど、あるまじーろ解説となると迷うなぁ。まさか一回も本人のチェックなしに載るってことはないだろうから内容には問題ないんだろうけど、ここ最近の批評・書評に関する日記を読むと俄然興味が湧いてくる。困ったものだわ。


そういえば、昨日お節介というかちょっかい出した評論家の杉江松恋さまご本人らしい方からコメント頂いたの。ここに転載します。

sugiemckoy 『 はじめまして。
 とりあえず泣きを入れてみました。というか、泣かされたえーん、という感じの表明ですね。あのエントリーを読んで、ぐぐっと腹に応えた人は多いと思うのですが、読むだけ読んで知らんぷりというのも性格上できないもので、とりあえず表明してみたわけです。みんな泣かされた人は書いたらいいのに。』




ということです。昨日のサブタイトル「大蟻食に泣きを入れた」はズレテルナと思いながらも面倒臭かったのでえいやっとつけたものだったんですけど、やっぱりおかしいので変えます。

「大蟻食、杉江松恋を泣かす」(敬称略)




これにします。


しかし哲也先生もそうとう苦労されたんじゃないのかなぁ。種々のプレッシャーが凄そうだし。あの辺の女性たちはよしよし、偉いねーと労って差し上げるといいんじゃないかなぁ。