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む。サムネイルの小さな写真の見た目だけでブクマしたら微妙に受けてしまったようで申し訳ない気がしてきた。何かというとこの記事。
――渋滞にはまると、ドライバー同士の心理戦のようなものが始まりますよね。車間を空けようと思っても必ずそこに割り込んでくるクルマがいるので、「正直者はバカを見る」という気分になります。
西成教授:それは全く気にしなくて構いません。割り込みたいクルマにはどんどん割り込んでいただき、先に行っていただけばいいんです。そうしているうちに、自分の周囲は割り込まないクルマだけの集団になります。
ふーん、とか思ってたけど、
西成教授:2008年8月16日に小仏トンネル付近で実証実験を行ってみたところ、3、4台のクルマが連携するだけで渋滞が発生しないことも分かりました。ところが、実験中に私の前にクルマが2台割り込んでしまったのです。それによって、あっと言う間に渋滞ができてしまいました。もしそれがなければ、2008年8月16日の午前11時からの渋滞は発生していなかったはずです。
ダメじゃん。たった2台で渋滞って。無茶な運転してる車は2台どころじゃないよ?
でもまあ、
10台程度の集団ができれば、後ろから来たクルマも割り込めなくなります。そういった集団を早めに作ることです。そしてその集団がひとかたまりとなって渋滞領域に向かっていけば、もう大丈夫です。
(強調は私)
まあ10台くらいで連携すればOKということらしい。ならば、
――どういった実証実験ですか?
西成教授:警察庁とJAFの協力の下、「渋滞吸収隊」というものを作りまして、 2009年3月15日の午前11時に、相模湖インターチェンジから小仏トンネルまでの間を、警察庁とJAFのステッカーを貼ったクルマ4台で時速70km で走行しました。“印籠効果”のあるステッカーを貼ってあるので、一般のクルマは我々を追い越すことができません。すると時速60kmまで下がっていた速度が80kmまで回復し、交通渋滞を起こさずに済んだのです。
(強調は私)
実験だけでなくてこのGWやお盆の帰省ラッシュなど渋滞が予想される時期に道路公団が10台ほどで「渋滞吸収隊」を作り、F1のセーフティーカーのようにして走らせればいいだけではないか(私はこの先生のように人間を信じていないからな)。渋滞吸収隊の車はTOYOTAかどこかが燃費のいいエコカーをプレゼントしてあげればいいのではないかな?それで渋滞が減ると自動車を使う人間も増えて売上も伸びるのではないかな?
それくらいのお金、あるだろ公団。ちったぁ働け。働かないと片っぱしからファミリー企業ぶっつぶしてやんぞ、ごるぁああ!