まあなんだ、ようやく読み終わった。それも無理やりな感じで。


立ったまま埋めてくれ―ジプシーの旅と暮らし

立ったまま埋めてくれ―ジプシーの旅と暮らし




まあなんだ、トギレトギレで数か月掛かった所為もあって分かりづらい。読みづらいから時間がかかったのか、時間がかかったから読みづらいのか。


しかしですね、ジプシー=ロマと呼ばれる人たちの分けのわからなさとともに、大昔の話ではなくてついこの間行われていた虐待というか虐殺にはほんとに驚いた。東欧って凄まじい世界なのね。


というか昔のヨーロッパのジプシーも凄い。罪名なしで、ただジプシーというだけで耳を落とされたり吊るされたり死刑にしてもOKってなにそれ。その感覚がいまでもほぼそのまま残っているというのも凄まじい。


やっぱり、構成はうまくないと思うけど、書いている人の熱気というか浮かされた感じがよく分かる。後半になってどんどん盛り上がる。でも読みづらいんだよなー


読書体力もどんどん落っこちてるのがよく分かりました。