ヒットマン 【Hitman】
これを見た。
- 出版社/メーカー: インターフィルム
- 発売日: 2008/09/05
- メディア: DVD
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映画館で予告を見て、これはダメかな?と思っていた。特にこれ。
この曲がアホほどかかっていて、どうもダメなんじゃないかという気がしていた。
しかし、映画が始まるとそうでもないなと思い始めた。子供を集めて冷酷無比な殺し屋を非情な方針で養成する教会らしい組織。どこかで見たような設定だけど映画で見せられるとそれなりに期待が膨らんだ。暗殺者なのにスキンヘッド、しかも後頭部にバーコードの刺青(しかもいまどき一次元のバーコード)という目立ちすぎるスタイルであっても、いいんじゃないかと思わせるスタート。
が、しかし。その期待からあまり時をおかず、予告を見た時の予感は現実に。じりじりと後退していたあわい期待も、列車の中で4人そろって銃を向けあい、主人公であるエージェント47がなぜか“正々堂々とやろう”見たいなことを言うと、4人そろって銃を捨て、これまた4人そろって背中に隠していていた日本刀2本をそれぞれの両手に握ったところで粉々になった。その後はもうグダグダのダメダメ一辺倒。
やっぱりスキンヘッドの殺し屋なんで馬鹿すぎる。しかもバーコードってwwwしかもいまどき一次元バーコードってwwwレジでぴってやってもらえ!バカって出るから。
いろんな国を行ったり来たりしているけど、移動する合理的な理由が見当たらないし、だいたい場面が変わるたびにピピピピピと音をさせながら地名が表示されたりして、どう見てもジェイソン・ボーンを意識しているあたりが余計に俺をムカつかせた。怒った。バカ!
あー、少しでも期待した俺がアホだった。80円でもムカつくなぁ。なーにが、あーべーまりぃーあー♪だよ。ばーか、ばーか。ゲームが原作なので、それに無理やり合わせたのかもしれないけど、ダメだろ、映画として。やっぱり殺し屋は目立っちゃダメだわ。一回見たくらいでは顔を覚えられない、ケビン・スペイシーのような顔のくたびれたおっさんがすごい殺し屋で淡々と殺しつづてけているようでないと、もえない。