これを読んだ。


天使に見捨てられた夜

天使に見捨てられた夜




村野ミロシリーズ2冊目。やはり、かなり読みやすい。すらすらと読める。


今回は、1冊目の日本人のネオナチ云々といった間抜けな話ではなく、そこそこ落ち着いた感じでよかった。ただ、すごく物足りなさを感じる。悪くないんだけど、なんというか、昔どこかで読んだような話で、だからなんなんだと。


ここが良かった、と言えるポイントがない。キオスクで買って、電車で読んで到着するころには読み終わるといった感じで、時間をつぶすにはいいけれど、それだけ。


北海道に隠居した村善さんが前回よりも多めに出てきたので次に期待。意識的に登場場面を抑えた感じがあるからなおさら。