トロピック・サンダー/史上最低の作戦 【Tropic Thunder】

はちさまに秋葉原まで迎えに来ていただき、丸の内へ。丸の内ピカデリーでこれを見た(宝くじ買う人多いなー!当たらないって、それ)。


トロピック・サンダー/史上最低の作戦(音が出るよ)


しかしURLが史上最低ってひどいな。というかこの邦題がそもそもひどい。余計な邦題が余計なだけじゃなくて酷いというのは予告でみた中にもあった。サム・メンデスの最新作『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 』がそれ。ぶっフォーwwwwひでー、なんだよこの燃え尽きるまでってwwwwだれだよこんなカッコ悪い邦題・副題つけたバカ。責任者出て来い。サムに謝れ!バーカバーカ!パラマ○ント・ピクチャーズ・○ャパンのバーカ!


レオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレットのコンビだとどうしても『タイタニック』を思い出すんだけども、よくこの組み合わせで撮ろうと思ったな、サムよ。と思ったけどいまwikiみたらサム・メンデスケイト・ウィンスレット結婚してたのね。ふう。これはひょっとしたらコケルかもしれないな。私情がサム・メンデスを狂わせたかもしれない。非情な殺し屋がかわいそうな子供に情をかけたら死亡フラグだもんな。あれと同じだゼ。


あと同じ予告でリドリー・スコットの『ワールド・オブ・ライズ』にもレオナルドが出ていた。ふう。この二つは見たい。リドリーのほうは来月の講義の日に公開だから、午前中に見て、講義後におもいっきりネタばれしてやろうかしら、とかちょっと思った。ふひひひひ。


ふう。予告で盛り上がってしまった。そうそう、予告より前にもっと大事なことがあった。はちさまの作ったおにぎりを頂いたのだった。これが、うまかった。非常にうまかった。ただ、シーチキンだと思って食べたら梅干しだった、というのが玉に瑕である。だってー、お口の中はシーチキンのつもりで待っていたんだもん。うまかったけどー。


で、トロピック・サンダーの本編が始まった。ふう。結論からいうと、すごく惜しい。いろんな映画や役者のパロディーがあって、個々のネタについてはとても面白かったけれど、一本の映画として見ると非常に惜しい。これという一本の方針を貫いていれば、かなりいい映画になってたんだろうなーという雰囲気がアリアリなのだった。


最後に気がついたけれど、主演のベン・スティーラー自身が監督でプロデューサーでもあったのね。うーむ。私情が混じった所為かもしれない。どうせ混じるなら熱暴走するところまで行かないとなぁ。


とはいっても、ベンもなかなかだったし、ロバート・ダウニーJrもよかった。僕には途中からロバートが本当に黒人俳優に見えていた。ショーン・ペンはヒタスラひどい扱いだったのも面白かった(いちおうアカデミー賞にノミネートされていたけど。どうせならジョン・ボイトのように本人を出せばよかった)。あと敵のボス役の少年もすごくよかった。あれをもっともっと冷酷にして、ひょっとしてひょっとすると、ほんとーにああいうボスがいるかもしれない、と思わせるくらいの役にすれば面白かったのになぁ。


でも、いっちばんよかったのはなんといってもトム・クルーズ。あれは最高(マシュー・マコノヒーが俳優のエージェントを演じていたけど、あれはトム・クルーズ主演の『ザ・エージェント 』のパロディかもしれないな)。兎に角、ハゲでマッチョなトムがよかった。特に最後のダンスはいろんな意味で痺れました。


映画の後、タイ料理でお昼ごはん。タイの焼きそばウマー!米粉でつくった麺かなぁ。すんごいおいしかった。そのあとはちくろ東京観光ツーリストであちこち連れて行ってもらい、夕方新幹線に。ふう。ウマかったし面白かったし、言うことなし。ありがとうございました。