大蟻食講義

てててててて。腰が痛い。


すごく久し振りに夜行バスに乗った。早朝の7:15に八重洲口到着(日本橋口だった気がするな、実際は)。満員の乗客の7割ほどは終点のディズニーランドへ向かうらしい。すげぇな。ねずみ。モノ好きが多いということだろうか。


私は工事中で様子の変わった東京駅の中を、今日は嵐山でナントカカントカって説明しているツアコンのおっちゃんとすごい数の旅行者の横を華麗に通り過ぎ、トイレへ向かう。歯を磨き、たいして伸びていないヒゲを当たり顔を洗う。そして地下のスターバックスを目指すが迷う。もとの場所へ戻り、二階のスターバックスモカを飲みつつ村野ミロ2作目を読む。8:30頃JR線に乗って上野へ移動。


9:00過ぎ、はちくろさんが朝ごはんを配達してくれたのでベンチで頂く。ウマー!お腹が落ち着いたところで国際子ども図書館へ移動し絵本の挿絵展を見る。むう。だいたいが気持ち悪いんだけど、中にはハッとするようなものがあった。あったというけどそれは大体が武井武雄だった。写真でみるとちょっと残念な感じのおっちゃんだったけれど、長生きしてその多彩な才能を発揮したらしく、それはそれでよかったなと思った。


その後お茶の水へ移動しぷりぷりさんと合流、南へ移動しさらにまーさんと合流。4人でうなぎ。うな重。ふう。ちゃんとしたうな重なんて何年ぶりだろうか。すんごいおいしかった。店の主人は3代目らしいけど初代看板娘のようなおばあちゃんが給仕してくれた。なかなか味があっていい人だった。最後に出たまっちゃのアイスクリームも食後のデザートとしては意外と合っていた。お茶もおいしかった。


その後明治大学へ移動。教室へいくと一番乗りのヤエガキさんを発見。教室には入らずにトイレへ向かい、歯磨き。ふぃ。


今回はさして遅れることなく始まったにも係わらず、遅れてすみません、という挨拶から講義が始まった(気がする。覚えてないけど、えーそんなことないのにと思ったのは覚えてる)。


詳しい内容はまた後日id:puripurizaemon氏によって講義録が公開されると思うのでスルーするけれど、前回と同様今回も重くて暗い感じだった。ジョークのときにも笑えなかった。むう。


それでもお話の内容はとても面白かった。カフカ!個人的に、わかりやすい内容でもあったし。カフカ


しかし、非常に恥ずかしいことであるが、一瞬ウトウトしてしまった。なんてこった。切腹してしまおうかと思ったけれど、偉大な明治大学を私のような痴れものの血で汚してはいけないと思いとどまった。そして思いとどまったまま忘れてしまったので、今このように日記などを書いている。いま思い出したけれど時間が経っていると冷静になってしまい命が惜しくなるのね。痛いのやだし。


そのあと輝かしい明治大学の喫茶店へ移動しておしゃべり。大蟻食先生の向かいに座るという栄誉に浴す(あってるよね?これ)。おしゃべりのほとんどは猫の話だった。むう。あとライタ男爵ごっこ羊丸ごと一頭ぺろりと食っちゃうぞの回の美味かった話で苛められた。くそぅ。あとぷりえもんとはちくろさんとわしでやったラジオを聞かれていたことが判明。うわああああ。アルコールの量を増やさねば、もうしゃべれません。あとアイフォーンも見せて頂いた。あれはいいな。画面が大きくて。


最後あたりに『ラブ・アクチュアリー』を控えめに薦めておいた。アラン・リックマンエマ・トンプソンが夫婦なんですというとぴくんと反応があったのでそのうちご覧になるであろう。ま、19人の男女のうちの二人として出ているだけなんだけど…


その後三省堂の地階にあるレストラン放心亭(なんという名前だろうか)で2次会。ふうふう。お腹一杯食べました。お湯さんがヒートアップしているのを見るのは楽しかったです。Gさんはセッティングだけしてそそくさとデート(取り残された党員による推測であるが、全員一致だったな)に向かわれてしまった。すさまじく面倒見がいいんだけど一杯くらい飲んでいけばよかったのにぃ。エルディンガーヴァイスビールというのがすんごいおいしかったよ!


あと、わざわざテーブルを回ってきてくださいましたホスト哲也先生に『ジャッカルの日』についてすこし絡んだ。最後のあれはあれでいいのですか?と。いいのだそうだ。うん。言われてみると僕もあれはあれでいいと思いました。ただもうすこしはっきりした何かがあってもよかったかなとも。まあ現実の事件だって、決め手が偶然の要素であることもよくありそうだし、そう考えれば何から何まで綺麗に決まってるよりリアルかもしれない。


2次会が終わって先生お二人が腕を組んでお帰りになるのを見送ったあと、スターバックスで3次会。気がつくと周りは女性ばかり。女子高とかやおいとかBLとかDVクソ男とかDVクソ男をDVクソ男とわからないままかわいそうなことになったちょっとアレな女子とかの話を聞く。


そもそも男なんてみんないらないやい、と思っているわたしはあうあうと言葉にならない音を発するのが精いっぱいだったな。ふう。月曜から職場の女性にはやさしくしようと決心した。


3次会、気がつくと妻子餅と夫餅とボーイフレンド餅が渾然一体となって失踪していた。ただ荷物を忘れていたので足が付き、なんとも破廉恥な連中だな!という結論になった。というか俺がそう仕向けた。


歩いて秋葉原へ移動。少し道に迷って11時頃ホテルに到着。ベッドって最高、と思いながら深い眠りに落ちた…