大琳派展 立葵をはじめて知ったのです それから浅草へ

今日は大琳派展 〜継承と変奏〜| 尾形光琳生誕350周年記念(音が出ますよ)に行きました。


点数が多いのか、結構疲れた。きっちりしたはちくろさんのおかげでたぶん見逃しはない。放って置かれたら30%くらいは気付かないままスルーしていたはず。


よかったのは

  • 酒井抱一 四季花鳥図巻 柿図屏風 あやしい美女二人の松風村雨図 
  • 鈴木其一 宇宙桜花楓葉図
  • 尾形乾山 色絵桔梗図杯台
  • 尾形光琳 竹に虎図 狩野永徳展と被ってるきがした
  • 俵屋宗達 唐獅子図・波に犀図杉戸 白象図・唐獅子図杉戸 象の目が凶悪なのが素敵

はちくろさんは花の名前をよくご存知。その上源氏物語伊勢物語の解説までしてもらい大変勉強になりました(これを書いてる今現在、忘れてるのが玉に瑕)。


一方、わしのほうは、尾形乾山『武蔵野隅田川図乱箱』を見て、波頭が猫手だろ、とか尾形光琳『仕丁図扇』を見て、役人は昔っから遊んでたんだな、とか鈴木其一『雑画巻』を見て爺さんの顔が小沢一郎だろ、とか言ってました。でもまぁはちくろさんだって琴高仙人図は尾形光琳のかち。鯉の顔と仙人の顔が決め手などと言ってたのでいいです、これで。


で、全部のこさずみんな全て見て歩いた後お昼ごはん。あまりに天気が良すぎるので平成館の中でいただきました。そのあと浅草の浅草寺へ移動。いやぁ、浅草って濃いですね。新世界なみの濃さを感じました。危険だわ。


仲見世はすっごいひとで揉まれながらの移動。しかしお寺自体は新しくて、なんだかありがたみが薄いところでした。半分テーマパークと割り切れば、なかなか面白いところです。歩き疲れたので境内の植え込みのところに座りこんでおしゃべり。意外な幼女時代のお話を聞いて興奮しましたが、顔には一切出していません(自身あり)。


そのあと三越へいってお茶。バームクーヘンを食べました。これが、凄いの。すんごいの。びっくりしたもん。美味しくてニヤケがおになってしまいました。というかその後延々とニヤケっぱなし。


あれをバームクーヘンというなら、これまで俺が食ってきたアレはなんだったのだ!アレがバームクーヘンならこれはバームクーヘンではない。とにかく、両者は違うもの。それくらいおいしかったのでした。うむ。思いだしてきた。ヨダレが…


で、そこから徒歩で東京駅まで送っていただいてさようなら。涙をかくしつつホームへトコトコ。新幹線は人がいっぱいで、東京から京都、あるいは新大阪までずっと立っていたひとも結構いました。指定席は満席だったのです。私は運良く座ることができたので(美女の隣!!)、ぐっすりと眠りました。んで、京都駅できっかり一時間ばん御飯を食べてから帰宅。新幹線で寝たのでずいぶんと楽でした。


ふう。今回は初めて連チャン。なんだかんだで3日間ずっとはちくろさんに付き合っていただきました。いろいろとありがとうございました。へへへ。えーだろ、G兄ちゃん。へへへ。