朝、仕事に出る妹に起こされる。そっから二度寝。すまん、頭ががんがんするんじゃ…


9時30分起床。水だけ飲んでぼーっとする。昨日脱いだシャツを畳もうとして、あまりに猫の毛たくさんくっついていて驚いた。なんじゃこりゃあ。


もうなにかっつーとコロコロしたり掃除機かけているのにそれでもあんなに毛がつくとは恐るべし猫。気管支に悪い。やっぱ犬ですよ皆さん、いぬ。外で飼えるしね。


10時、駅に向かって歩いているとGaucheおやびんから電話。いまから西武池袋へ行きますといって電車に乗る。改札通ったところでまた電話。雑踏の騒音がすごい。とうきょうは侮れぬ。


二回目につながったときに「なんだか正面にマツキヨが見える」といったら判ったのでいくという心強いお返事。少し待つと後ろから襲われた。


んで、今日どうします?ということでとりあえずチケットぴあへ行く。ユウさんの言ってたクイーンの歌をペジャールの振り付けで踊るというバレエを見ますか?と調べるといちばん安い5階席で6000円だったか?とにかく高かったので内容どうこう以前に却下する。ユウさんが感想を書いているのを読んだけどいいのか悪いのかさっぱりわからん。やはりバレエはむずかしいな。今度はやすくてオーソドックスな素人向けの公演を紹介してください。しかしあのような高価なバレエやら歌舞伎やら能をちょくちょく見に行っているユウおやぶんはやっぱりお嬢様なんじゃなかろうか。婚約を破棄されてしまった所為かなんだかよけいに勿体なく感じる。破棄直後にバレエについて聞いたらすごく丁寧に教えてくれたしなぁ(わかんなかったけど)。根はいいひとなんだよなぁ。気が向いたらもっかい拾ってください、ペコリ。


というところだったかどうか、忘れたけれど人妻のIさんも来てくださるということで電話して聞いてみるとエドワード・ノートンの『幻影師アイゼンハイム』がいいということで決まり。日比谷へ移動する。13時25分くらいの回でチケットをとり、すぐ近くの高架下にあるドイツ居酒屋 JSレネップというところへ昼食に行く。女性は支度に時間がかかるようでむさい男二人の昼食になってしまったが、ウエートレスの女の子がかわいかったのでよしとする。この子、バイト入りたてだったのかちょっとあわてんぼさんだったけどそこがいい。一番若かったし。Gaucheおやびんにとってはとうが立ってた様でまったく気にしていなかったらしい。


で、真昼間からビール飲んでソーセージ食ってシチューをジュルジュルのみ、ザワークラウトというやつを初めて食った。む。微妙。ビールには会うのかも知れんがあれだね、漬物っぽいのは国によってかなり癖が違うようね。悪くはない。


食べ終わったころにIさんが到着、実は朝ヨーグルトをすすっただけでなにも食べていないということで塩を振ったプレッツェルを注文。テイクアウェイだと思ったらお皿に乗ってきたのであわてて食べようとするけどいかんせん口がちいちゃいのでどう頑張っても栗鼠っぽくなるようで本人には悪いけれどちょっと可愛かった。


で、予告編が始まっていたところへどすどす乗り込む。始まって数分、あろうことか眠ってしまった。だるい所におなかいっぱいに食べ、しかもビールを飲んでいた所為でやすやすと睡魔に降伏してしまいました。イビキまでかいていたようでいやぁお恥ずかしいったらありゃしないわ。つーか起こしてください><


ということで子供時代のところはほとんど途切れ途切れだったけど、後半はしっかり見た。逆にGaucheおやびんは子役の女の子がたいそう気に入っていたらしく、成長してしまったお嬢様には見向きもしないままつまらなかったという。ほんものだ、このひと。結構綺麗な女優さんだと思ったけどなぁ。


映画自体は飲み食いしていずともいくらか眠くなるようなものだったよう。ずっといじめられてて最後に切れるポール・ジアマッティしか覚えとらん。誰だったか『ユージュアルサスペクツ』じゃん!と書いておられたがあちらのほうがずっと良い出来だったと思うよ。

  _  ∩
( ゚∀゚)彡 カイザー・ソゼ!
 ⊂彡

しかも幻影=イリュージョンのネタも見せてくれないまんまだし。つうかCGとしか言いようがないし。原作だとどうなんだろう。ミルハウザー責任とれ!


おなかいっぱい食べたしお昼寝もしたしということで銀座を散歩。いやぁ銀座って歩行者天国だったんですね。知らなかった。キュウキョドウ前も通ったよ!どうということなかったけど。で、IさんがドラッグストアでGaucheさんのために風邪薬を買ったり(できてるな、あの二人)、喫茶店を探して歩き倒したあと泰明小学校前のカフェへ落ち着く。喫煙席がいい!とゴネるおやぶんがだいぶねばったけど空かなかったらしく、仕方なく禁煙席へ座った。頼んだ紅茶が来てすぐに喫煙席が空いたので移動。もうね、吸いすぎ。しんじゃうよ。


そこでお二人の馴れ初めなどを聞きつつ白ワインを追加注文する。なんの話だったかドイツ語がわからん、ということになったとき、Iさんがおもむろにバッグから電子辞書を取り出してきたので驚いた。デジカメも入ってたしお薬も入ってたしたぶん携帯電話の充電器(乾電池つかったやつ?)も持っておられた様子。ほとんど4次元ポケットだった。そりゃ重いわ。


なんだかんだで7時頃だったか、そろそろ帰ります、ということになり有楽町駅へ。そこでおやぶんとお別れ。風邪を早く治してくださいねーといいつつIさんと僕は東京駅へ移動。Iさんは千葉方面で、新幹線の改札とは反対側だったのにも関わらず改札口まで送ってくださいました。重い荷物ぶら下げてとことこついてきてくださった姿はもうね、あれ。ありがとうございました。


貴重なお休みに、それも風邪をひいていたにも関わらず案内してくださいましたおやぶんにはもう頭が上がりません。Iさんも歩かせまくってごめんなさい。おかげで日曜日が楽しく過ごせました。ありがとう。