春の日のクマは好きですか?【봄날의 곰을 좋아하세요? 】
深夜TVでやっていたので見た。
- 出版社/メーカー: アット エンタテインメント
- 発売日: 2007/01/26
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むぅ。これはいかん。ところどころ、悪くないなぁと思う点はあったけれど。いかん。
何がいけないのか。この映画の主人公ヒョンチェ(ペ・ドゥナ)はモテナイ。まったくもてない。原因は自分にあるんだけども気付いていない。その点、お友達の女の子の方が数倍いい。リアルならば誰だって彼女のほうを選ぶだろう。そんくらいあからさまにオカシイので、もてない。
そういう子が父親に頼まれて借りてきた図書館の本に書かれた落書きを見つけることでお話が始まる。その落書きは誰かに宛てたラブレターで、ご丁寧にも次のメッセージを記した本の書籍番号まで書いてる。彼女はそれを追いかけていくうちに自分に宛てたラブレターだと思い込むことで始まるドタバタ。
どこかで聞いたようなお話だけど、こっちのほうがより悪質だ。大体図書館の本に書き込みするやつは死ね。という主義であるからして、冒頭から苛々しっぱなし。どうせフィクションだから言いといえばいいんだけど、肯定的な取り扱いになっているところが胸糞悪い。書き込み以外にも食い物食いながら読んだり、どかっと放り投げたり、ぼとぼと落としてみたりと、全編これ書籍虐待のオンパレードなんである。
ということで、お話に集中しようとするたびに、かあいそーな本に注意を削がれてしまったので、面白くもなんともなかった。せめてメモを挟むくらいにしてくれればよかったのに。ばーか!