第五回講義 その三・五 おまけ

かなり頭にキている(怒っているわけではありません)のでちょっとだけよ。


思い出したので付け加えます。


講義の冒頭あたり、『意志の勝利』のところで出てきた「ドイツ人やフランス人が大きくなったのは最近のことじゃないだろうか?」というお話の中で一瞬触れられたゴヤの絵。


『マドリード、1808年5月3日』


今日の今日まで「フランス兵の被っている帽子が背丈の3分の1に達するほどチビなんだぜ!」という先生のお話を間に受けてました。ふぅ。危ない危ない。ソースソース。


とはいえ、登場人物が総じてちいさく見えるのは確か。胴に比べて手足が短く見えるし、銃が長く見えるのでやはり昔の欧羅巴人は小さかったのだろう。


また、ワカラナイワカラナイ喚いておりました不気味なトカゲが潜んでいる絵について

トカゲが見つめている謎の男の絵ですが、ロレンツォ・ロットの『書斎の男』です。

http://www.artehistoria.jcyl.es/arte/obras/26600.htm

このサイトでいかがか。


佐藤亜紀先生の、『略奪美術館』でも取り上げられていましたよ。(んっがっ、ん、ん!!!)

(驚いた!のはわたくし)

というタレこみをガキさまより頂戴しました。んー、あれな、ガキさまというのはどうもぴんと来ないなぁ。ガキ=餓鬼ということで喧嘩売ってると取られても仕方ない。ヤエさんだと下のお名前のようであるし。のこる候補はエガちゃんだけども真っ先に黒タイツが思い浮かんでしまう。実に悩ましい。どれがいいですかね?

閑話休題。フランスの新聞王であるところのベルタン氏の肖像のあと、お話は映画における「顔」に戻ります。『そして船は行く』でお嬢様が難民の一人であるクストリッツァ小突き回され貧相顔の青年と客船から去るシーンと『ウエスタン』でどうやら脱獄・脱走してきたらしい悪党(Jason Robards)とチャールズ・ブロンソンがであうシーンが映し出されました。はい。


うぅ。Ooh.やっぱ無理。今日はここでお仕舞い。後はお話だけだから、考えないと書けないし。おやすみなさいませ。