花園ラグビー場へ

一日遅れですが。昨日高校ラグビー準決勝を見に言ってまいりました。


13:30開始で13:00ごろ到着。かなりの人出。これまで来たなかで一番。そんな人ごみのなかチケットを買おうと並んでいると「これあげます」「これあげます」と静かな声が聞こえて振り向くとそこにはじじむさいお兄さんが。なにやら差し出されたのでありがたく頂戴すると高校ラグビーの「招待券」。え?と思っている間に10枚ほどをサクサクと配り終えたお兄さんはすーっと離れていきました。


えっと、つまり1,000円分を頂いたことになるわけです。うはー。ありがとうハンサムなお兄さん。ということで購入は1枚で済みました。

第一試合 桐蔭(神奈川)vs東福岡(福岡)




開始直後5分経つか経たないかのうちに桐蔭がトライを決める。ゴールも決めて7点先取。その直後、また相手陣内でグッと押し込んだところでゴール正面、ドロップゴールを冷静にサクっと決める。これで10点。まだ10分も経っていない。


反撃しなければならない東福岡はいつまでたっても調子が出ず、ミスを連発。桐蔭学園のスタートのよさ、試合運びに慣れているように見えたことからこりゃもう決まったかなと思っていたけどなかなか追加点が獲れない。


そうこうしているうちに前半も終了かというところで東福岡がトライを連続して決めて12点。え?というような逆転劇。


ハーフタイムは対照的で、桐蔭学園は円になり監督だか主将が指示をしていた一方、反対側の東福岡は走りながらボールを回して練習。このハーフタイムで流れが変わるかと思っていたけれど前半終了直前に逆転した東福岡の勢いはそのままで、終わってみれば桐蔭は開始直後の12点どまりだった。


東福岡の14正海選手がほっそい身体ながら倒れずに激走することが何度か見られた。倒れないって大事。


そうそう。後ろの席に座っていたおっさん三人連れ。東福岡がミスするたびにアホガッコウだのなんだの罵っていた。お前ら死ねよブタどもめ。五月蝿いんだよ。100メートルも走れんだろうがジジイめ。

第二試合 伏見工(京都)vs長崎北陽台




こっちは忘れた。前半伏見が先制した後、長崎北陽台がモールで押し込んでトライ、さらにペナルティキックの3点を加えて8点。ノーシードなのに勝ち越して前半終了。


後半始まっても長崎北陽台が頑張っていて、基本的にフォワードで押して押して1点リードを守っていた。それが疲れたのか、バックスへ回す回数が増えたけど大抵ミス。最後には伏見の連続トライで再逆転され突き放されて終了。


どうもK博士の解説によると伏見に有利な笛が特に後半多かったらしく、そういう話を聞くと長崎が可哀相に思えてくる。まぁしょうがない。笛が鳴って膝を突いた長崎の選手をはっきり覚えている。まぁしょうがない。あとは受験、頑張ってください。

餃子を探して

試合が終わった後、餃子を食うということで瓢箪山というところへ移動。瓢箪山、ちょっとふざけた名前だけどいやぁ、ここは中々面白い町でして。


今時あんなに活気のある商店街(中央商店街だったか)があるとは思わなかった。スーパーも何軒もあったしカラオケもあったし当然服も靴もなにやかや全部揃う。そうそう、福引もやってた。


ただいちばん驚いたのはたこ焼き屋の多いこと多いこと。短い距離に何軒も並んでいて間に2、3軒しかないところもあった。激戦区ですな。そのうち喰い尽くしのたびでもやります。


そしてその商店街から横道に入ったところで見つけたのが瓢箪山稲荷。





この参道にあたる狭い路地からもさらに狭い道があり、ラーメン屋の萊萊のとなりが雀荘だったり、他にもケバイ看板が多かったりと、どう見ても大阪臭い素敵な場所だった。


で、このお稲荷さん。太閤秀吉さんがおつくりにならはったようで、瓢箪山というのもそこからきているらしい。お稲荷さんということで当然こーーん、狐が居ます。猫も居たけど。





進むとすぐに本殿。赤いちょうちんに灯が入っている所為かなにやら怪しい妖しいふいんきが。





本殿の脇にはなにやら見慣れたものが。





そうです。ここにも獅子と象さんの木像がありました。ただし手抜きというか安い感じのもの。まあ良い。


本殿左手から裏へ回り込むと別の神社というのかちいさな社が。そしてそこには大量のきつねが。





ちとピンボケ。まあ良い。そこを通り過ぎ本殿を回りこむとこんな感じに。





ここにも小さな鳥居があって、本殿横の赤いちょうちんとアイマッテ妖しい感じがします。さらにこの小さな鳥居を潜って出るとこんな感じ。






なーんかねぇ。妖しいですねぇ。この稲荷神社すごく狭いにも関わらず、しかもすぐ目の前に住宅地があるにも関わらず、周囲とは明らかに異なった不思議な雰囲気を漂わせていてかなり面白かった。夕暮れ、黄昏時、赤いちょうちん、鳥居、きつね、杜といったものがちょうどよい共鳴を起こしたような雰囲気でした。面白い。凄い狭いのに。


ということで瓢箪山にはもう一度行かねばならぬとココロに決めました。そうだ、瓢箪山行こう。と。