シャンプー台のむこうに 【BLOW DRY】

見た。

BLOW DRY シャンプー台のむこうに [DVD]

なんだ、ジョッシュ・ハートネットとアラン・リックマンということで見たけれど。


なんだろう、この既視感。イギリスの田舎町らしいキースリーという町で開かれることになった美容師の全英大会が舞台。このキースにたまたま住み、小さなサロンを開いていたのがアラン・リックマンで、10年前にわけあって表舞台から消えるまでこの大会で連続優勝をしていた実力者。で、彼の息子がジョッシュ・ハートネット。


離婚はしていないものの母親（ナターシャ・リチャードソンて綺麗）とは別居中。この大会に一家揃って出場することで家族の絆というやつを快復させようというお話。しかもこのお母さん癌で死に掛けという余計なおまけつき。


まぁ予定通りの展開。ツマラン。2年連続で優勝していた実力者で、実はこっそりイカサマをするライバル役を演じているのがビル・ナイ。その娘がレイチェル・リー・クック。ビル・ナイってこういうコミカルなほうがあってるのかもしれん。


この美容師の競技会を田舎町の町おこしにしようと頑張る市長がいい。ひとりで盛り上がって大騒ぎしていたのが、競技が進むにつれて市民も巻き込んでいき、それに伴なって市長の衣装がどんどん派手になる。最後には歌まで歌っちゃう。いちばん面白かったのがここ。


こういうの見ると、なんというか微妙にマイナーな世界・業界を取り上げたり、田舎町の町おこし物（『ブラス』とか『カレンダーガールズ』）って一つ当たれば続けて同じようなもの作るんだなぁと。『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』『ロボコン』『フラガール』一緒すぎるだろと。


ゲップ。