大蟻食親不孝をクイル

晦日に最後の更新。

ミノタウロス」がここまで読まれると思っていなかったのでちょっと驚いた。もちろんこれは、あちらやらこちらやらで猛プッシュをして下さった書評家の方々のおかげでもある(西の方のラジオ番組で押して下さった方もおられた――この方の番組中の引用部分がちょっとない視点で選ばれていたのは嬉しい驚きであった。そこを読んでいただけるのは作者冥利に尽きる)。

(強調はわたくし)



シャチョーさんの猛プッシュも当然入ってるんだろうな。ミステリチャンネルもたしか聞き手はそれいけ豊崎社長だったはずだし。


ところで、私、西か東かどっちだと問われれば西に住もうておるわけですがラジオの書評はTBSの豊崎社長の分しか知りませんでした。これは当然東でありまして、西ねぇ、はてさてと迷うて居りましたがこのようなこと幾ら頭で考えたところで詮無いこと。ここはやはりgoogle神に縋るほかございませんでした。ということで、I googled.


流石、SF世界を実現しつつある巨大企業のことだけはあります。無理な要求にも関わらずそれなりの出力がございました。その中からこれではなかろうかというものを発見いたしましたので(おれ自分が怖い)、ご報告申しあげます。


今日は、佐藤亜紀著「ミノタウロス」をご紹介します。




そりゃそうだ。東京にお住まいの大蟻食閣下が西のラジオを聞くためにはpodcastingじゃないとね。一応聞きました。引用部分が驚きということでしたが、確かにちょっと変わっています。5分程度の短い間に一文だけを引用しておられますが、それにしては地味なところだなぁと。普通ならばあれですよ、人を人たらしむる云々とかね、ああいったところではないかと思いますが。まぁ、聞いてみてください。それはそれとして。小松さん、結構渋い声で聞きやすいですねぇ。


後半は2007年のベスト3の発表ですが、えーっとマイナー過ぎやしませんかこれ?まぁ知らなかったからどうということもないのですが。読んだのは伊藤計劃著『虐殺器官』のみでした。へぇ。ここまで評価が高かったとはすこし驚きました。だって小説はこれ一作品だけだし。折角買ったわけだしもっかい読んでみるのもいいかもしれない。電車で読みたい気分なんだけど今年は、というか今年も実家へは行かないのでどうかなぁ。大蟻食さんより酷いね。会うひと会うひとみんなに怒られてる。顔見せてやらなきゃだめだよと。だけどさ、こっちにも都合があるわけさ。綱渡りしてるのさ。横ッ風吹いたらどうなるかわからんし。


っと。閑話休題。ワーストも発表されております。こいつに対する罵倒は新年あけましておめでとうございますおまえこらどんだけ鈍感なんだよ糞女ちっとは計劃くんを見習ったらどうだってどう考えても手遅れだなお前には。という感じでなだれ込まれるようです。あぁ、あんま愛子さまを虐めちゃいやですよ。罵るときには名字だけにしてくださいね。


ところで。

老いたる両親を豪雪の中に放置して離脱してきたのは少々問題ありという気がする。一晩一メートル積ったら緊急帰省必至だな。




一晩一メートルといえば家の実家あたりでも普通にありそうなんですが、そんなことはいい。緊急帰省って、それはもしかして雪かきに雪下ろしをしちゃうってことですか?下ろすというかひょっとして、を御吐きになるんじゃなかろうか。きょ、巨神兵のように。へへへ。


これにて2007年、大蟻食様のいじりおさめにいたしますm(. .)m