えーと、それは自業自得というのでは…?

えーっと、引用がむつかしな、えーっと

「美しい」町並み(この鍵括弧は、うげっ、とか、げろげろっ、の同義である)には恥ずかしげもなく鉤十字の旗が翻り(「国民の創世」の白昼堂々 KKK勢ぞろいなみに恥ずかしいのは何故だ?)黒ナチ茶ナチがうじゃうじゃ蝟集してひたすら気味が悪く(ゴキブリキューブとはこれか?)、東部戦線で全滅してこい、いい最終解決だとか軽口を叩いている間はよかったのだが、そのうちそれでは収まらないくらいに腹が立ってきた。どう腹が立ったか、一言で言うなら

このナチ野郎どもが!

なのであった。

(強調はOoh)



これくらいかな。これ、"Festive Nuremberg" という記録映画というかプロパガンダ映画のお話であって、

ニュルンベルクの祝典−党大会ハイライト(背景に流れているドイツの名マ−チ&行進歌も聴くことが出来る歴史的秀作!

(強調はわてだんねん)



↑これだからね。見た目だってこれだもん → Festive Nuremberg


もうね、肥溜めをそれと知っていながらダイブしておいて、

臭ぇ!汚ぇ!どんだけ〜♪


って叫んでるようなもんだと思うんだけどもどうでしょう。そんだけ予想をはるかに上回る下劣さだったということかなぁ。


てめえのナチぶりなんか見たら目が腐るわ、隠しとけ、このナチ野郎!



amazonで買っておいてこの突っ込みは、なんというか…もう、素晴らしいというしか。惚れ直しました。超巨大なブルドーザーのようにこのミダレきったヨゴレきった世界を均しちゃってください。どどどどどっどっと。僕も巻き込んでくださって結構ですのではい。


しかし何回読んでも吹いてしまうんだけど、“このナチ野郎どもが!”って。ナチのプロパガンダ見てこのナチ野郎どもがって。これはもう笑いの永久機関やなぁ〜(←あれ、あのデブの、ほれ、ナントカ麻呂風に)


でもね、酷すぎる何かを見たときに罵る言葉って突き詰めるとそいつの名前しか残らなかったりするのよこれが。馬鹿とかアホとか屑とか恥知らずなんて言葉じゃ幾つ重ねても足りないくらい酷くなるとね。だから物凄く酷い汚物を罵るとそいつの名前を叫ぶだけになって本人には伝わらなかったりして。こ、こ、っこの、佐藤亜紀め!とか。あ、例です、ただの。

かなり毒性の強いフィルムであった。



これ、普通の人が言った言葉じゃないからね。大蟻食閣下が宣り給はれた言葉だからね。通常人が見たら死ぬからヤメトケお前って警告ですから。ほら、わんこがハメに咬まれても苦しみはしても死なない。でも人だと死ぬからね、あれと一緒。