チャーリーとチョコレート工場
予告やジャケットが気持ち悪そうな感じだったんで避けてたんだけども、ジョニー・デップだし、ティム・バートンだし。ということで見ました。
- 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
- 発売日: 2006/02/03
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なーんだ、やっぱ気持ち悪いじゃんということで、見ないほうがよかったかなと。やっぱティム・バートンの映画でティム・バートン臭で溢れかえっていて体力・気力の減退しているときに見るべきじゃなかった。『ビートルジュース』を思い出したけど、あれはウィノナ・ライダーが出ていたから見られたけどジョニー・デップとボナムじゃちとキツイ。
いちおうハッピーエンドだけど、本当の最後の最後以外の場面ではずーっと見ていて不安になるような寒くなるような不穏な緊張感が漂っている。あきらかに健気なよい子である主人公とその他のムカつく餓鬼どもというふうに見せておいて、ムカつくほうは順番に罰を与えられているかのような不幸に見舞われる。じゃぁよい子のほうに幸せがもたらされるのかというと、そうは問屋が卸さないと。安易に持ち上げてはくれない。『ハリー・ポッター』のようには行かない。
ま、そこがいいんだけど。傾いたボロ屋とベッドに並んだ4人の祖父母が印象的。見たことないはずの光景なのにどこか懐かしさを感じさせる。小便くさいかもなとか想像できてしまう。そんな経験ないのにな。